東京にあるアンテナショップを正式に取材し特産品を詳しく紹介。

奈良県 アンテナショップ奈良まほろば館「大和野菜」で旬を楽しむ

奈良県アンテナショップ(奈良まほろば館)で販売されている、 奈良県特産「大和野菜」のご紹介です。
奈良まほろば館では、伝統野菜「大和野菜」が人気を博しています。
現在20品目が「大和野菜」として認定されています。(平成29年4月1日時点)
奈良県アンテナショップ(奈良まほろば館)では、入口すぐに野菜販売の特設コーナーがあります。
もちろん、「大和野菜」だけではなく、新鮮な奈良県産の野菜も入手することができます。
ひとつひとつの入荷量は少なめですが、20品目以上の豊富な新鮮野菜が店頭に並んでいます。
ここでは、奈良県特産の「大和野菜」の魅力やルーツについて迫っていきたいと思います。
※天候によって野菜の販売数、種類は増減します。

(写真:奈良まほろば館 野菜売り場)

大和野菜とは

大和野菜とは、奈良県(旧大和国)の特産品としてアピールできる、伝統を受け継いだ野菜のことです。
大和野菜は、戦前から奈良県内で栽培が確認された品目で、地域の歴史や伝統、文化を受け継いだ独特の栽培方法により、「味、香り、形態、来歴」などに特徴を持つもので、20品目を認定しています。
(平成29年4月1日時点)
認定は、奈良県農林部が行っています。

大和野菜の種類

大和野菜は、奈良県農林部の審査のもと、認定されています。
今回の取材(2018年3月)の際は、奈良まほろば館の店頭に並んでいた大和野菜は、4種類ありました。

時期や天候によって、さまざまな野菜が店頭に並びます。

大和(やまと)まな

(写真:奈良まほろば館 大和まな)

アブラナ科の葉物野菜で小松菜の仲間です。
味の良さと栽培のしやすさから農家の自給を中心に食べられてきました。
収穫して2日で葉が黄変してしまうため、流通には不向きで奈良県内でも、知らない人が多い野菜でした。

2005年に大和野菜に認定されて以降、認知度も上がり東京でもまれに購入することができるようになりました。
葉物野菜特有の青臭さが少なく、ほんのり甘みがあります。霜にあたるとさらに甘みがまし、夏場は程よい辛みがでて、さっぱりと食べられます。

大和まなを使用したレシピ

・グリーンスムージー

大和まなは、青臭さが少なく、生食もできるため最近では、果物と一緒にスムージーにできます。
りんごやオレンジ、はちみつと大和まなをミキサーにかければできあがります。

・サラダ

大和まなを細かく刻み、フェタチーズ(カッテージチーズ可)とスライスアーモンド、塩、こしょう、オリーブオイル、レモンジュースでマリネすれば完成です。
お肉の付け合せによく会います。

味間(あじま)いも

サトイモ科の芋で、奈良県在来品種です。
戦前から奈良県磯城郡田原町の味間地区と周辺のみで作り継がれてきました。
来歴は不明な点が多く、元の品種などはわかっていません。
通常のサトイモより粘りが強く白くきめ細かい絹肌です。

味間いもを使用したレシピ

・芋まんじゅう

味間いもを蒸し、すり鉢で練りながら卵白と塩を入れ、ひとまとまりの生地になるまで練る。
蒸し海老やぎんなんなどを生地で包み、片栗粉をまぶし揚げる。

和風の餡を作り、かければ出来上がりです。
椀に盛って汁物にしても楽しめます。

・煮物

新鮮なイカと皮をむいて下ゆでした味間いもをしょうゆ、酒、少量の砂糖でさっと煮ます。
・サラダ

・電子レンジで、皮ごと蒸し、柔らかくなったら皮をむき、ポテトサラダの要領で作ります。

味間いもの粘りで独特食感を楽しむことができます。

宇陀金(うだきん)ごぼう

キク科の根菜で、奈良県宇陀市特産のごぼうです。
1924年には、ごぼう生産が始まっていましたが、戦後に連作障害や労働力不足などで衰退しましたが、機械化が進んだことや大和野菜に選ばれたことから、現在では栽培が盛んにおこなわれています。
宇陀金ごぼうが栽培される土壌には、雲母が多く含まれ、掘り出したごぼうの表面に付き、金粉をまぶしたようにみえることからお祝い膳などに利用されています。
通常のごぼうの2倍程度の太さがあり、太い身は柔らかく、細い身はかりかりの食感が楽しめます。

宇陀金ごぼうを使用したレシピ

・天ぷら

宇陀金ごぼうを10cm程度の長さで細切りにし、あくを抜き天ぷら粉をつけてあげれば完成です。

少量の人参を混ぜれば色合いもきれいに仕上がります。

・たたきごぼう
おせちの定番料理です。
ごぼうをよく洗い、4-5cmの長さに切る。酢水につけた後柔らかくなるまで茹でて、麺棒などで叩き、醤油、みりん、すりごまと和えれば完成です。
ほかにも、千筋みずな(生産地:曽爾村、御杖村、奈良市など)、ひもとうがらし(生産地:県下全域)、軟白ずいき(生産地:奈良市)、祝だいこん(生産地:奈良市、宇陀市、明日香村など)、結崎ネブカ(ネギ、生産地:川西町)、片平あかね(アブラナ科の根菜でカブの品種、生産地:山添村)、筒井れんこん(生産地:大和郡山市)、大和きくな(生産地:曽爾村、奈良市、天理市)などさまざまな種類の伝統野菜があります。

大和野菜を購入する

ほとんどの大和野菜は、奈良県内で地産地消されていますが、奈良県アンテナショップ 奈良まほろば館にて購入することも可能です。
(時期や、入荷状況により変わります。)

・販売店舗
奈良県アンテナショップ 奈良まほろば館

(東京都中央区日本橋室町1丁目6番地2号 日本橋室町162ビル1F・2F)

 

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