東京にあるアンテナショップを正式に取材し特産品を詳しく紹介。

熊本県 アンテナショップ 豊富な種類からセレクトできる「柑橘系果物」

熊本県アンテナショップ(東京都中央区銀座5-3-16)で販売されている、熊本県産「柑橘系果物」のご紹介です。
熊本県は、全国有数の農産業が盛んな地域です。暖かい海風や山、太陽の恵みをいっぱい受けて育った農産物はどれも絶品です。特に柑橘系果物は、種類も豊富で年初から春にかけて旬を迎えるものがたくさんあります。
ここでは、冬から春にかけて旬を迎える独特の酸味と甘みを帯びた、おいしい熊本県特産の柑橘系果物をご紹介します。

(写真:熊本県アンテナショップ 銀座熊本館 柑橘系果物)

 

(動画:熊本県アンテナショップ 銀座熊本館 柑橘系果物)

柑橘系果物のルーツ

・柑橘系果物の起源

柑橘系果物の原産地は、約3000万年前のインド・タイ・ミャンマー周辺地域といわれています。栽培は4200年前の中国ではじめたとされています。
当時の文献に柑橘系果物の栽培に関する栽培史(橘誌)があり、その栽培種類は30品種以上あったと記述があります。
現在、世界中にはおよそ900種類の柑橘系果物があります。

・日本での柑橘系果物の起源

「魏志倭人伝」には、「日本人は橘(タチバナ)がおいしい果物だということ知らない」という記述があります。日本にも自生の「橘」があったようですが、食用ではありませんでした。第11代垂仁天皇の勅令により中国から持ち帰った後に栽培が始まりました。
当時は、柑橘類をそのまま食べる習慣がなくお菓子などに加工されていました。

橘(タチバナ)とは、ミカン科ミカン属の常緑小高木で日本に古くから野生していた日本固有の柑橘類の一種です。現在、近縁種は、萩市や韓国の済州島にのみ自生し、萩市のものは、絶滅危惧IA類に指定され国の天然記念物となっています。

 

柑橘系果物の種類

柑橘系果物で食用になるのはおもに、ミカン科・ミカン亜科のカンキツ属・キンカン属・カラタチ属です。

カンキツ属

・ミカン類

温州みかんなど

・タンゴール類

伊予柑・清見・はるみ・タンカンなど

・香酸かんきつ類

ユズ・カボス・スダチ・レモンなど

・雑柑類

夏ミカン・はっさく・日向夏・デコポンなど

他にもたくさんあります!

 

熊本県特産の柑橘系果物

温暖な気候に恵まれた天草市や熊本県の沿岸部では、良質な柑橘系果物の栽培がとても盛んです。太陽の光と心地よい海風を浴びて風味良く育ちます。

特産の柑橘系果実の一例

・不知火(しらぬい)

「不知火」は、1972年に農林水産省 果樹試験場 口之津試験場にて「ポンカン」と「清見」を交配して生まれました。その後熊本県宇土郡不知火町(現在の宇城市不知火町)に伝わり栽培が広まりました。
ヘタ部分の表面果皮に盛り上がりがあり、独特のシェイプをしています。
糖度13度以上で出荷荷姿や品質基準などの条件を満たした「不知火」のみが「デコポン」として出荷できます。

(写真:不知火 熊本県アンテナショップ 銀座熊本館)

・はるか

「はるか」は、「日向夏」の自然交配種です。果実は、レモンのような黄色です。「はるか」は、香りがよく、酸味が少なめで糖度は平均糖度12度と上品な甘みを持っています。また「はるか」の皮は、ジャム(マーマレード)や砂糖漬けに適しており、加工品も人気があります。

(写真:はるか 熊本県アンテナショップ 銀座熊本館)

・スイートスプリング

「スイートスプリング」は、「上田温州みかん」と「はっさく」を交配して生まれました。
熊本では、11月ごろから出荷がはじまり、初期出荷分は表面果皮が緑色で徐々にオレンジ色へ変化していきます。緑色の実でも平均糖度は12-13度と上品な甘みが感じられます。「スイートスプリング」という名前がぴったりの果物です。サイズは温州みかんより一回り大きめです。熊本県が生産量1位の柑橘系果物です。

(写真:スイートスプリング 熊本県アンテナショップ 銀座熊本館)

・甘夏

「甘夏」は、江戸時代に漂着した南方の柑橘系果物を育成したものが期限といわれ、1700年ごろから栽培されていました。果実は、300g-500gあります。一粒がしっかりしていて食べた時に口の中でぷちぷちとはじけます。さわやかな酸味と程よい柑橘系特有の苦みが特徴です。丁寧に皮をむきコンポートにした加工品も人気です。
「甘夏」は熊本県が生産量1位の柑橘系果物です。

(写真:甘夏 熊本県アンテナショップ 銀座熊本館)

・晩白柚(ばんぺいゆ)

「晩白柚」の原産地は、マレー半島です。文旦などと同じサボンの一種でその果実は世界最大級の柑橘系果物といわれています。最大のものは、4,859.7gで【ギネスブック】にも登録されています。「晩白柚」は、1920年ごろ熊本県八代郡の植物研究家がサイゴン植物圏(ベトナム)から持ち帰ったのがルーツといわれています。「晩白柚」は酸味が穏やかで、さわやかな甘みが特徴です。粒がしっかりしているため、粒をバラしてサラダのトッピングとしても人気です。熊本県が全国生産量の96%以上を生産しています。また、大きさから贈答品としても人気があり、大きいものだと1玉4,000-5,000円という高価なものもあります。

(写真:晩白柚 熊本県アンテナショップ 銀座熊本館)

・温州みかん

「温州みかん」は日本人に一番馴染みのある、日本生まれといわれている柑橘系果物です。400年ほど前に中国から熊本のおとなり鹿児島県に伝わった柑橘の種から偶然にできたといわれています。

明治時代から本格的に温州みかんの栽培が始まりました。

甘みや酸味も程よく、西日本各地で栽培され現在では、ハウス栽培もおこなわれています。改良品種も多く存在し、冬になると食卓やこたつの上を彩ります。

(写真:温州みかん 熊本県アンテナショップ 銀座熊本館)

・ポンカン

「ポンカン」の原産地はインドのスンタラ地方です。「ポンカン」の名前の由来はインドの地名「Poona(プーナ)」とかんきつ類の「柑」からとったといわれています。1896年に当時の台湾総督が日本に苗木50本を送り、本格的に栽培が広まりました。果実の大きさは150-180グラムほどです。熊本県では、天草市が「ポンカン」の生産地として有名です。「ポンカン」の果実は酸味が少なく甘みが強いのが特徴です。

(写真:ポンカン (熊本県アンテナショップ 銀座熊本館)

・レモン

「レモン」の原産地は、インドです。1100年以上前にアジアを経由し、ヨーロッパ、アメリカ大陸へ伝わりました。
お菓子、お酒、料理と様々な利用方法があります。
熊本県アンテナショップ 銀座熊本館で取扱いがある「安田ハウス レモン」は、農薬不使用です。輸入品だとどうしても、防カビ剤などの農薬が気になりレモンの皮を使用することは難しいですが、「安田ハウス レモン」なら、レモンピールを作ったり、皮ごと紅茶に入れたり、「レモン」の風味をすべて楽しめます。

(写真:レモン 熊本県アンテナショップ 銀座熊本館)

熊本県産柑橘系果物を購入する

全国各地に出荷されています。
百貨店やスーパーでも熊本県産柑橘系果実が入手できることもあります。
ただし、時期や収穫量によって手に入らない場合があります。

・熊本県アンテナショップ 銀座熊本館

今回の取材先です。

http://antena.tougaku.info/post-648/

(写真:熊本県アンテナショップ 銀座熊本館)

その他、詳細については、下記の銀座熊本館の公式サイトをご覧ください。

http://www.kumamotokan.or.jp/

種類豊富で、熊本産の柑橘系果物を購入することができます。
また、柑橘系果物の加工品も揃っています。

今回の取材時には、およそ7種類の柑橘系果物がありました。

※納品状況により数量、種類は変わることがあります。

 

・オンライン購入

JA本渡五和オンラインショップ

http://www.ja-hondoituwa.or.jp/store/

 

・その他

JAグループ熊本の公式ホームページから旬の柑橘系果物や旬の情報が盛りだくさんです。

http://www.ja-kumamoto.or.jp/

 

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取材協力:熊本県アンテナショップ 銀座熊本館

http://antena.tougaku.info/post-648/

 

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